2014年7月9日水曜日

建御雷神:武甕槌神、建布都神:経津主神


 古代史ブログ講座

 《古代史ブログ講座》一之宮貫前神社・富岡製糸場・龍光寺
  出典:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 《建御雷神:武甕槌神、建布都神:経津主神》

 建経津主神〔日本書紀〕、

 古事記の「葦原の平定(国譲り神話)」には登場しない

 経津主神〔系図纂要〕

 ○香取神宮

  「延喜式」神名帳
 
   下総国 香取神宮「カトリノ」名神大:千葉県香取市香取・下総国一宮

  「全国神社名鑑」香取神宮「かとりじんぐう」(現)千葉県香取市香取

  祭神:経津主命は鹿島神宮の大神と共に出雲の国土を皇祖の御統治の下に

     ささげさせて、荒振る神々を平定され、建国の基を築かれた。

     よって古来皇室の御崇敬厚く、特に神宮の称号を受け、

     延喜の制名神大社である。

     神武18年の創建御鎮座と伝えられ、弘仁3年(812)以降制により

     20年毎の式年御造営が定められた。

 香取「カトリ」

  (Grk.)χυτρις〔xutris〕=χυτρā〔xutrā〕甕、壺

     χυτλον〔xutlon〕液体

     χυτρευς〔xutreus〕陶土

  ○香取は甕・壺とするのが妥当とみられる

 経津主「フツヌシ」
 
  (Grk.)πθινθω〔pthintho〕破壊させる、滅ぼす、破滅する

  ○「フツの主」:「フツ」には「剣」の語義がある。

 忍男神社(香取神宮の境内摂社)

  「オシテ」(Grk.)ωθεω〔otheo〕>ωθητω〔othito〕

    ぐいと押す、おしやる[日本語"おす"の原語]

  ※(剣などを)突き立てる、(敵を)撃退する

 押手神社(香取神宮の境内摂社)

  「オシテ」(Grk.)ωθητω〔othito〕

  (剣などを)突き立てる、(敵を)撃退する、と同義

  「オシオ」ωθεωの語義を音写し、漢字を当てたもの

 ◎「フツ」:「剣」の由来

  (Heb.),הָד,HOD,hod 剣の切先、尖端、先端

  (Heb.),הַד,HaD,had 鋭い、とがった

  ○この語を祖語として「フツ」は「剣」を表わすこととなった。

 ◎伊波比「いわい」:「イワヒ」

  (Heb.),הִצהִֶיד,HChKhYO,hicheiyd 滅ぼす、絶滅させる

   「フツヌシ」
 
  (Grk.)πθινθω〔pthintho:破壊させる、滅ぼす、破滅する〕

  ※伊波比主命は経津主神の別称である。

   つまり、「滅ぼす者」あるいは「破壊する者」の語義を

   ギリシャ語とヘブライ語で呼称したもの。

   この「破壊する者」は本来甕槌の「槌」で

   天の水甕(瓶)を打つ(打壊す)あるいは破壊する力に相当する。

  ※よって、本来「破壊する者」として「フツヌシ」「イハヒ」を表わしていた
  
   神格がヘブライ語に剣に係わる

   「フツ:hod」が「剣の切っ先」あることからこの神格を「剣神」と
 
   みなすようになったものである。

  ※これらの背景には太麻呂等古事記の編者たちは「国譲り神話」において、

   雨神(雷神)に過ぎなかった建御雷神を武神に創り上げたのである。

   その理由はその当時の重要な課題、蝦夷(東北地方)征服の主体を

   何れの「神」によって行うかの勢力争いがあったかrである、

   後世鹿島神宮「剣術」の道場となるが、その理由は次の理由による。

   「カシ(ジ)マ」:

    サンスクリット語 khadgav(m)at 剣に武装せる

             khadga 剣、懐剣、太刀、刀

                〔鹿島槍、塚原朴伝 神流〕

 《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  

 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 本生図と踊子像のある石柱

 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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