2014年2月1日土曜日

アラハバキ・アラバキ:ミシャグチ


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 諏訪大社
 諏訪大社

 Wikipedia:氷川神社
 Yahooh検索『武蔵一宮:氷川神社』
 武蔵一宮:氷川神社・境内案内

 出典:歴史学講座「創世」:小嶋秋彦

 アラハバキ〔荒脛巾〕・アラバキ〔荒吐〕:ミシャグチ〔御社宮司〕

 「氷川神社の荒脛社及び荒波々幾社」

 ○荒脛社〔江戸名所図会に氷川社の境内社として

  「荒波々幾社」が描かれている。

  同所は現在の門客人社の祭祀地〕

  荒脛「アラバキ」〔シュメル語〕

   al-bugin 〔(穴を)掘る-泉〕泉の(穴を)掘る。

   bugin 泉・沼

  荒波々幾・荒脛巾〔その他の表記 荒脛、荒波々、荒波波岐〕

  「アラハバキ」〔シュメル語〕

    al・ba-bugin 〔穴を掘る-泉<沼> 〕泉の(穴を)掘る。

    al・ha[ka]-bugin 〔掘る-口-泉<沼> 〕泉の口を掘る。

  ※門客人〔モン・マロウド〕及び荒脛・荒波々幾の

   語義は「泉を掘る」に相当する。

  ※これらの語義は「大里」:「泉の里」と同義となる。

  ※境内門客人神社の並びには同じく「泉・地下水」に係わる

   ヘブライ系の神社「国常立神」を祀る御嶽神社がある。

 ◎よって、「アラハバキ」「アラバキ」の神々は

  諏訪神社の古層なる信仰「洩矢」神の別称であり、

  「ミシャグチ」の祭祠が関東など東国一円に広がっているに即して、
 
  関東から東北へと漸次浸透したものと考えられる。

 ◎大宮(泉の宮)と諏訪大社の御社宮司社

  ※氷川神社は「蛇ヶ池」に湧く(洩れる)泉から始まったとするのが妥当

  「蛇ヶ池」は現本殿の背後にあり、「じゃのいけ」と称されている。

  その語源は次のようになる。
  
  「ジャ・ガ・チ」←「ジャ・ク・チ」:左口:御社宮司

   ・御社宮司神は、多くの場合「左口神」と表記、また称されている。

  御社宮司:ミシャグチ

   〔シュメル語〕muš-gud₃ 〔蛇-巣〕蛇巣<ミシャクジと穴巣始参照
  
  その語源に「蛇」が係わっており

  「蛇ヶ池」の発生に諏訪の信仰が基になっている事を証す。

 [参考]

  蛇口<広辞苑>水道管などに取り付けた金属製の口

  ◎「水のでる口」と「蛇」の関係

   この「ジャグチ」も「左口」にして「御社宮司」が基になっている。

 「天香久山(あまのかぐやま)〔奈良県橿原市〕」

  香久「カグ」(シュメル語) ka-gun₂ 〔口-土地〕地口

   ka 口 、gun₂ 土地

  天香久山神社「延喜式」神名帳大和国十一郡 

   天香山坐櫛真命神社 

    大月次新嘗、元名=「アマノカコヤマノ」

    大麻等乃知神、「アメカコヤマノ」

  「古事記」波波迦木「ハハカキ」
 
  「ハハキ」 ha[ka]-bugin 〔口-泉〕泉の口 ◎香久〔地口〕の由来を示す。

  天岩戸神社[香久山の南麓]、国常立神社[香久山の頂]は「泉」に係わる。

 ※この地に「シュメル語」があるのは

  「古事記」神武東征記に登場する登美能那賀須泥毘古、

  「日本書紀」の(鳥見の)長髄彦が「トミ族[富]」で

  阿曇族と同じくシュメルを起源とする人々であったからである。

  鳥見山[桜井市桜井]の等弥神社の本幹は「泉」の神社である。

  [延喜式]神名帳大和国城上郡等弥神社「トミノ」 

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